恒屋の家|2フロアーのプライベートルーム
大きな吹抜けで繋がった2フロアー構成のプライベートルームです。
2階の部屋は古民家では屋根裏の物置として利用されている部分です。この部分を居室として利用できるように、構造的にかなり工夫をしました。
2階はかなり高さの低い勾配天井となりました。しかし、寝室として利用すれば、寝転ぶため部屋の高さは必要ありません。天井の低さが返って落ち着きを与えてくれます。
桧の階段
1階、2階を繋ぐのが檜の無垢板の階段です。手摺の支柱は、元の母屋の大黒柱だった欅(ケヤキ)を再加工して利用しています。
手洗いコーナー
寝室の一角には夫婦専用の洗面コーナーがあります。無垢桧のカウンターに信楽焼きの手洗い器を載せました。青い手洗い器は奥様が、色が綺麗だと選ばれたお気に入りの一品です。
洗面コーナー手前左手の扉は、夫婦専用のトイレの入り口です。数十年後の年老いてからも安心して利用できる寝室としています。