恒屋の家|格子戸でリビングとつながる和の書斎
LDKのキッチン上部に、低い天井の小さな書斎があります。プライベートルームから小さな扉を通ってこの部屋に入れますが、LDKからも、はしごを利用して入ることができます。
もともとは、LDK周囲にゆったりした収納スペースを確保するための収納空間(物置)として計画していました。低い天井と適度に小さいスペースで落ち着きがあること、寝室の奥まったところから入れる隠し部屋のような空間であることから書斎に最適という事で、物置を兼ねた書斎となりました。
書斎に変更という事で、正面の壁についているコンセントパネルにはTVアンテナとLAN配線がしてあります。
この書斎はロフト状の空間なので物置として考えると手摺で隔てるのが一般的ですが、木製建具にすることで書斎としての独立性を高めています。格子戸にすることでLDKへの通風・採光を確保しています。