恒屋の家|肥松の床板と赤杉の建具が映える玄関
古民家の外観に合わせた落ち着いた古風な和の玄関です。
下足入れと座敷入口の木製建具は桟のデザインが一層古風なイメージを強調しています。古く懐かしい雰囲気を出しています。これは舞良戸という建具です。総赤身の杉で造り、高級感があります。
建具の赤味に対して、柱・鴨居の桧の白さが際立ってしまっていますが、竣工間際のためです。年を経るほどに桧もよい色にやけてきて馴染み、より一層深い落ち着いた雰囲気になっていきます。
せっかくの古めかしさを損なわないように、土間の床材はタイルではなく御影石を利用しています。