香寺の家|段差をつけた畳コーナーを持つLDK
リビングは畳床としました。小上がり風に段差をつけています。フローリングスペースにおいたダイニングテーブルのイスに座る家族と畳に座る家族の目線の高さが揃います。畳に座って見下ろされることがなくなります。食事する家族、畳の上でくつろぐ家族、どちらに腰掛けていても会話がしやすいです。
壁の仕上げは左官壁の薩摩中霧島壁です。丈夫な素材ですが、畳スペースの腰壁を傷から守るために腰板にシナべニアを貼りました。
畳コーナーの段差を有効利用して、畳床下は引き出し収納です。框や引き出しの前板は、無垢のタモを木目にこだわって用いています。