神崎の家|コルクフロアと畳間のリビング
ダイニングキッチンは別室であるので、純粋にくつろぐための居間です。窓には障子ではなく布を使って、明るく軽い雰囲気としました。
基本的にイスやソファーではなく、直接床の上に座布団などで座る床座の生活をします。そのために畳コーナー以外のスペースの床はクッション性のあるコルクとしました。ソフトな上に暖かさもあります。
畳コーナーの縁に椅子代わりに腰を掛けれるように、少し高めの段差をつけてます。
壁は火山灰でできた塗り壁の薩摩中霧島壁で、消臭・調湿作用があります。自然素材で心地よい空間です。
畳間
畳間には、掘りごたつを設けました。正面には、ビデオデッキの収納も考えたテレビ台を造り付けています。天袋もあり収納量も確保しています。
ダイニングキッチン
今とは別室となる食事専用のダイニングキッチンです。キッチンには半島型に作業スペースを増やしています。
半島型の作業台は、正月用のおせちを作って詰めるためのスペースになります。また、そばやうどんを打ったり、ピザを作るといったスペースにも使います。
三方にスペースを確保しているので、家族が集まって広々と効率よく作業ができます。何かと人が集まって、家事作業の多い田舎では役立つスペースなのではないでしょうか。