初心者の方用参考 メニュー

らんちゅう愛好家の心得
到着時の注意事項
0.5%塩水について
魚を合わせる時
こんな時に餌を切る
無難な餌について
夏の青水について
夏の雨振り前の青水について
夏場のエアレーション
棲み分けについて
異常の見分け方
飼育の上手な仕方
水槽での飼育
宇野系らんちゅうの種魚について
飼い込みについて
子引用具の紹介
各部の名称
尾背の不良 選別の参考

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らんちゅう愛好家の心得

1 土足で他人の池の辺にあがらない。
2 他人の魚を無断で触れない。
3 洗面器や舟の縁を無闇に叩かない。
4 他人の丹精の結晶である魚をやたらと批判しない。
※これらは、大抵、各会の会報等に書かれていることです。

ネット購入着時の注意事項

魚が届く前の日までに水を作っておいて下さい。
送ってきたらすぐに袋から出さずに作った水につけ温度と水質をあわせてください。
(袋の水は捨てて下さい)
弱っていると思えば躊躇なく塩を入れて下さい。(0.5%塩水で3日から1週間ぐらい)
また、元気であっても3日間位の塩浴はして頂くほうがよいと思います。
餌は元気でも3日くらいは与えず様子を見て少しずつ与えて下さい。

0.5%塩水について

10リットルに50gが基本です。
普段からご使用の容器の容量を把握しておいて下さい。
塩は 小さじが5g 大さじが15g です。

魚を合わせる時

しばらくの間は別飼で様子をみて下さい。
同種 同型 同系統が同居の基本です。
魚を混ぜる時は特別慎重にお願いします。
塩浴や場合によっては薬浴後に水換をしてから合わせて下さい。

こんな時に餌を切る

魚が弱っている時
(底でじっとしている 水面近くでじっとしている)
温度の上昇している時期は餌をもとめて常に動いているのが普通です。
水温が10度を下回りだした時
会に連れて行く前、行った後
魚を他所から持ってきた時
他に色々とありますがおかしいなと思った時はまず餌を切ってください。
様子を見て塩浴はいうまでもありません。

無難な餌について

赤虫などのなまえさがよいのですがなかなか難しいと思います。
テトラフィン、など人それどれに工夫されているようです。

夏の青水について

夏、外で魚を飼われている方は長く青水で飼われますと,
尾を溶かす事が有りますので注意してください。
又外で白い容器で飼われると色をとばす事があります。

夏の雨振り前の青水について

普段は大丈夫と思う水でも雨が入るともたないときがあります。
雨を入れない工夫をするか雨が降る前に水がえをすることを
お勧めします。雨でエラ病にかけることが非常に多いからです。

夏場のエアレーション

酸素の量が多すぎても病気を招きますが、
水温が上がると、水に溶けた酸素量は少なくなり、
逆に金魚の酸素必要量は多くなるため、
十分なエアーレーションが必要かと思います。
外で飼われている場合に足でひっかけてエアーストーンが
飛び出したままになっていたり、チューブが抜けたりしていませんか。
今の時期は命取りにもなりかねません。
こんな失敗は私だけでしょうか?

棲み分けについて

複数のプラ舟等で飼育されている方がほとんどと思います。
容器や網等を使いまわし、しないほうがよいと思います。
(別の容器や網を使うか、最低でもしっかり洗う)
違う舟の水を混入させない。
違う池、舟にあいたいする場合、手もしっかり洗う。
最低でもこれぐらいのことはすべきだと思います。

異常の見分け方

一般的な見分け方ですので参考までにして下さい、
動きや習性については金魚にも変わりものがいます。
結構個性的ですらあります。
あてはまらない場合も多々あると思います。
このような場合は普段からの観察が重要かと思います。

食欲がなくなる。
動きか緩慢。
群れからはなれてている。
鰭をすぼめてじっとしている。
勢いがありすぎる。
体を何かにこすりつける。
水面から飛び出そうとする。
体を小刻みにゆする。
一匹だけ鼻上げをする。
音や光や振動に対する反応が鈍い。
体色が色あせる。
口が白く濁っている。
白くきれぎれのフンをする。
エラぶたがふくらんでいる。
エラぶたが色あせる。
エラぶた欠けている。
エラが動かない。
片エラだけ動く。
エラが片方だけ開いている。
両エラが開いている。
粘液で体表が白い膜を張ったように見える。
体表に白点や赤点がある。
体表に白斑や赤斑がある。
体表に綿状のものがついている。
体表に何かが付いている。
ウロコが逆立つ。
ヒレの張りがなくなる。
ヒレがすり切れてきれぎれになる。
ヒレの先が白っぽくなる。
ヒレの先が充血している。
尾びれや目に気泡がついている。
体型が変化している。
腹部が異常に膨らむ。
目が飛び出している。

これらの場合病気であったり、病気の可能性があります

飼育の上手な仕方

雨などの水温の変化に気をつける。
池の掃除とくに糞などをこまめにとる。
餌は残らないように与える。
会に出す時や環境を変えるときには餌を切る。
水がえはできるだけ天気の良い午前中に行う。
水がえをした時は魚の状態を見てから餌をやる。
雨の日はふだんより餌はひかえめにやる。

水槽での飼育

私は水槽で魚を飼ったことは無いのですが, 
最近は水槽で飼育される方が多くなったように思います。
水槽で金魚を飼うことは邪道と言われる方もおられますが私はそうは思いません。
ただ飼う方が水槽飼育の良いところ悪い所をしっかり把握して飼うことだと思います。
また近頃はらんちゅう用の低い水槽が売られているようです。
今回は水槽飼育について少し書いてみたいと思います。
水槽でヒーターを使いますと魚の大きさを自由に作ることができます。
たとえば魚を大きくしたいと思いますと水温を30度くらいに上げて餌やりを増やします。
ようするに夏にするわけです。
ただし冬にこのようなことをすると水槽は2ついりますし、
たえず水を替えなくてはなりません。
ようするに春夏秋冬を水槽であればいつでも作れると言うことです。
ただ私は普通に飼育されれば良いと思います。
それと水温計は必ず必要です。
水槽でも10度をきれば餌はあたえません。
水槽は何時でも魚を鑑賞できる利点があるのですが、
水を作ることが中々難しいと思います。
それと日が当たらないと色が出にくなります。
また春夏秋冬をつけないと産卵がさせにくくなります。
水槽飼育の短所、長所を書き出すときりがありません。
水槽飼育に関しましては皆様が解からないことが御座いましたら
メールでお知らせ頂ければ、お答えしたいと思います。

宇野系らんちゅうの種魚について

これから子引きが始まりますので種魚について説明します。
宇野系の種魚とは親と同じ物が出ないといけません
良い魚なのですが子取りをしてみると、
全く違う物が出たのでは種としては失格です。
良い種魚とは必ず同じ物が出る魚です。
そう言う親を持つことです。
会魚が必ずしも良い種魚とは言えません。
また良い種魚でも、
気温の関係などで障害が出ることもありますが、
これは魚のせいではないと思います。

種魚として向く魚
欠点があっても頭や尾形の良い魚
子引きをすると同じ物の出る魚

種魚として向かない魚
良い魚であっても同じ物の出ない魚
欠点があってその欠点が多く出る魚
おおざっぱですがこのような魚は種には向きません

種魚は出来るだけ同じ方の筋魚を入れるのが良いように思います。
また良い種魚であっても飼う方の腕によってかなり魚は変わります。
上級者と初心者との差が同じ魚で取ったときに出るようです。
これは仕方がないと思います。
良い種魚を持つことは魚を飼う者の全てだと思います。
そのために名前の売れた方の所に通う
初心者また上級者の方も多くおられます。

魚の飼い込みについて

同じ魚を飼っても魚は飼い方によって大きく変わります。
写真でご説明しますが1匹だけの魚は3歳で約8センチ
と小ぶりです。これは青水で漬け込み餌は1日1回です。
種魚をたくさん保存する時にこういう飼い方をします。
また手間はかかりますが立派に戻すことは可能です。
2匹の写真は2歳で約9センチ見てくれも立派です。
勿論どちらも私の筋魚で飼い方によって換わっています。

 

 

子引用具の紹介

子引き用の用具です。参考にしてください。
巣はショップで販売しています。又手作りされる方も多いです。
下に網をひくと卵を無駄にしません。
選別網は魚にあった大きさを使うのが使い良いと思います。
私は選別網は特別に作ってもらっています。

     

各部の名称

各部の名称

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尾背の不良 選別の参考

尾背の不良 選別の参考

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