子どもの心をどうつかむか


 「子どもたちの心がつかめない」という話をよく聞きます。
 教育も年々,難しくなっていくようです。
 でも,お互いがアイデアを出し合い,情報交換をする中で,その解決策もいくらかは模索できるような気がします。
 私も,拙著「子どもの心をどうつかむか」(明治図書)の中で,次のような方法を提案しています。ぜひ、御一読願えればと思っています。

     
第一章  子どもの表情の読み取り方
       1.変わりつつある子どもたち
        (1)向山洋一氏の指摘
        (2)築地久子氏の指摘
        (3)理解しにくい子どもたち
        (4)子ども研究のポイント
       2.子どもウオッチングのポイント
        (1)子ども理解を生かした学級作りのスタート
        (2)子どもウオッチングの技術
       3.子どもの良さに共感する
        (1)逆転発想を用いる
        (2)子どもの良さに共感するときに生まれる学級集団の機能
       4.子どもの中に入る
        (1)徹底的に楽しい活動を仕組む
        (2)笑顔を引き出す指導の技術
       5.学級通信を綴る
     第二章  子どもの悩みと対話する
       1.自分の思いを表出させるー作文指導を通してー 
        (1)目標を持ち、徹底的に書く
        (2)日記・・・子ども、その心模様
       2.授業を通して
        (1)どの子も自分の考えが言える学級へ
        (2)逆転現象のある授業を導入する
       3.学級づくりを通して
        (1)登校拒否への対応
        (2)いじめと対決する
       4.学校としての対応
     第三章  すぐれた授業を支える学級経営
       1.個を育てる指導 −築地久子氏の授業及び学級経営− 
        (1)築地久子氏の授業
        (2)子どもたちへのメッセージ
        (3)築地氏の段階指導
        (4)月別・自立へのポイント
       2.感動ある学習の創造 −鈴木恵子氏の授業及び学級経営−
        (1)有田和正氏の評価
        (2)鈴木恵子氏の授業
        (3)鈴木学級のドラマ