1.阿部グループでは、有機化学をもとにホスト・ゲスト化学に取り組んでいます。 | 2.ホスト・ゲスト化学は、有機化学、超分子化学の一分野で、分子認識作用を取り扱います。 |
3.分子認識作用は、生体内で常に起こっています。また、医薬品と標的分子との作用も分子認識です。人工系の代表例はシクロデキストリンで、多方面で実用されています。 | 4.阿部グループが取り組んでいるのは、水素結合で分子認識を行う人工分子です。水素結合の例を示します。右側のイラストはタンパク質やDNAの二次構造です(Wikimedia Commons より)。 |
5.糖を分子認識しながら「らせん」を作る「エチニルピリジン」の概略です。 | 6.ピリジン環は、薗頭反応を使ってつなげていきます。 |
7.エチニルピリジンが糖を巻き取ると、円二色性(CD)をあらわします。 | 8.ピリジンとフェノールを組み合わせる分子設計です。 |
9.ピリジンとフェノールは、糖のヒドロキシ基をはさみこみます。 | 10.いろいろな糖の分子認識によるCDスペクトルと会合定数です。 |
11.現在進行中の分子設計その1です。キノリンとフェノールを組み合わせます。 | 12.現在進行中の分子設計その2です。CF2H 基(ジフルオロメチル基)とピリジンを組み合わせます。 |
このようなテーマに取り組んでいます。化合物を作るのが好きな学生さんを歓迎します。