●いつ頃から、『太市』とよばれるようになったのでしょうか? それは、「奈良時代」の始め、和銅六年(715年)の五月のことです。 ●『自然界 地界』 太市は姫路城から西に10km、姫路市の西端に位置します。東は姫路市打越・飾西に、南は太子町に、更に西はたつの市に、 北は、姫路市林田町下伊勢に接しています。 東西は 長径4,100m、短径1.100m。 南北は 長径4,990m 短径1.987mです。 山岳の最も高いのは「鷹の子山で 高さ247m、次は石倉の北に連なる山脈です。 その高いのは峰相山で245mです。 太市は南方より次第に北方に高くなり、東と西は一帯の山脈ですから、東西より中央の 大津茂川の沿岸に傾斜しています。 耕地の最も高いところは「谷・石倉」の北部で標高31mです。 最低地は丸山の東南で標高12m、太市駅はその中間で標高22mです。 ●『おおいちの里』 最も古い紀行誌の峰相記に記述された峰相鶏足寺という名刹のあった歴史上の由緒ある土地で、鶏足寺は奈良時代には、 僧侶が三百余人にも達したといいます。 その・・・・・ ●『太市の古跡』 |