FOX & FRIENDS REGULAR GUESTS

Erik Blauberg

「21 Club」レストランのオーナーシェフ。いつもにこにこと愛想良く、いろんなお料理を実演しているが、99年夏、3人が自分のオリジナル料理を披露したとき、Brianは「バッファローウィング」鶏の手羽先を使った「Kilmeade家に代々伝わる料理」を作り好評だったのだが、ゲストのディック・クラークが誌食後に、「21で食べたことあるぞ」と言ったのをきっかけに、番組開始前の6時30分に、FOXNEWSのビル前で、Erikが料理を持ってきてBrianに料理法を説明しているところを隠しカメラで取った、やらせVTRが登場した。真面目そうなのに、スタッフのやらせにのってくれるところが優しい。99年夏に結婚するとき、3人と番組からは、スパイスラックがプレゼントされた。その後、夫人が助手に付いてきていたが、ちょっと気の強そうな女性だった。レストランは大繁盛で、予約を取るのが難しいらしい。彼のサイトです。03年8月、2500回記念前日に久々に登場されたが、もっと出ていただきたいものです。

Dr.Monica Krauley

政治アナリスト。ニクソン大統領のインターンをしていたそうだが、ブロンドのロングヘアのなかなか若い美人である。アメリカの番組では政治評論家に話を聞くときは、必ず民主党派と共和党派をバランス良く配置して話をさせるが、彼女は共和党派らしい。99年のワールドシリーズ、ヤンキ―スタジアムに見に行き、ゲーム終了後にグラウンドでリポートしているBrianを見つけ、「キルミード〜!」と叫んだのにBrianには聞こえなかったらしい。また、Brianの近視矯正手術の前に手術したそうで、とっても具合がいいと言っていたことも。2000年だったか、博士の学位を取り、以来ドクターと呼ばれている。

COL.David Hackworth

朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして湾岸戦争に従軍経験のある陸軍退役軍人、元大佐。著書もあり、コラムも書いておられるので、SOLDIER,AUTHER,COLUMNISTと紹介される。いつもジーンズ着用、気さくで穏やかな感じのおじさまで、ハックと呼ばれている。最近とみに多いアメリカ軍の事故の解説に登場、えひめ丸の事故も、「なんで原子力潜水艦に民間人を乗せなきゃいかんのだ?」「海軍は世界一のLIARだ」(注、陸軍と海軍は昔から国を問わず、仲が悪いものである)と、また、クウェートの砂漠での訓練事故についても、WTC、ペンタゴンのテロについても、「ずっと前から言って来たことだよ、Wake Up America!」と、はっきりした解説をされている。お電話の視聴者が、「ボクがベトナムから帰ったとき、誰もWELCOMEと言ってくれなかった」と話したとき、「私が言ってあげよう、WELCOME BACK!」と言われたのが、とても印象的だった。REPORTING FOR DUTYと敬礼が合言葉。彼のサイトです。
03年イラク攻撃の際、まったくF&Fに登場されず心配していたが、なんとライバルCNNの「ラリー・キング」に出演されていたが、あれだけ親しんでお天気までされていたのに、何があったんだろ〜?
06年5月、ふとサイトを訪問したところ、05年6月に逝去されたとサイトにありました。アーリントン墓地に埋葬されたそうです。合掌。

LT.COL.Oliver North

ご存じ、イラン・コントラ事件に関わったオリバー・ノース元海兵隊中佐であるが、(正直に言うとイラン・コントラ事件にはまったく詳しくない私)地域奉仕活動の後、ラジオのDJをやっていると聞いたことがあるし、「JAG(ネイビーファイル)」に、ゲスト出演したのも見たことがある。で、評論家としてこの番組にワシントンDCから登場していたが、スタジオにもやって来て、オリーと呼ばれて、けっこう楽しそうに話しておられる。週末のFOXNEWSの戦争についての特別番組の司会も担当しておられるそうだ。
02年12月、カレッジフットボール恒例のArmy対Navyの前日かな、彼のトレードマーク!のシュレッダーにサインし(誰かのプレゼントにすると、Steveが・・)、Armyのバッジを半分に折って、意気揚揚と今年は海軍が勝つと言っていたところに、D.C.から電話で、やはりFOXNEWSのアナリストである陸軍退役軍人、LT.General Paul Vallelyが出演、「FOXNEWSのFair and Ballanceじゃよ」と言われ、あわてて折ったバッジを元に戻したが、「中将、ほれ、海軍が勝ちます」と、またカメラに向かって折って見せたのだった(よくやる)。

Jim Morris

政治家の物真似を得意とするコメディアン。99年の一時期は、毎日ダラスのスタジオから生出演していた。毎回、レーガン大統領、CBSのアンカーマン、ダン・ラザー、ABCのアンカーマン、テッド・カペル、NBCのアンカーマン、トム・ブロコウ、もちろん、クリントン大統領にブッシュ・シニア、アル・ゴア、ボブ・ドール、ブッシュ現大統領の真似も絶妙にこなし、形態、声色だけでなく、いかにも彼らが言いそうなセリフをしゃべっているようだ。2001年のジョージW・ブッシュ大統領の就任式前夜から当日にかけても、FOXNEWSの番組に1日中出演し稼ぎどきのようだった。かなり前だが、ジム・モリスはCNNの「ラリー・キングライブ」で、ゲストのABCのサム・ドナルドソン記者のお誕生日だったので、レーガン大統領の扮装、声色で「♪ハッピー・バースディー♪」を歌いながら、ケーキを持ってあらわれたことがある。ドナルドソンは、「光栄です、大統領、あなたのおかげで累積赤字が〜$になりました。あなたの社会保障番号は?」と、まるで本物の大統領にするがごとく、矢次ぎばやに質問したが、レーガン、いやジム・モリスは、「ワタシは自分の年齢しか数字はわからないんだ」・・・。言うまでもないが、レーガン大統領がアルツハイマー病にかかっていることを公表する前だった。最近、ジョージW・ブッシュ大統領も開発、やたらと息を吐き、あごを突き出しながら話した後、すぐにクリントン、ブッシュシニアに移れるところがすごい・・・。

Tom O'Neil

エンターテインメント批評家。著書も多くあり、エミー賞、ゴールデングローブ賞、アカデミー賞などの予想や結果の批評に登場する。昔あった「FOX ON ENTERTAINMENT」という番組で、「『PICKET FENCES』は過小評価されているが、すごいシリーズだ」と言われたので、すっかりファンになってしまった・・。01年のアカデミー賞ノミネート発表生中継にも 、トニー・ランドールと共に出演し、「グラディエーター」が作品賞だと見事に予想していた。授賞式の翌日にロサンジェルスから中継で登場したときには、「トニー・ランドール、今日はいないの?」と・・・。彼のサイトです。

MANCOW

シカゴのDJ。半分人間で半分牛なんだそうだが、サンディエゴ・パドレスのライアン・クレスコ選手に似ていなくもない。
全国のラジオのDJと話す「WATER COOLER」のコーナーでときどきの出演だったのだが、いつのまにかレギュラーになり、ラジオ局のスタジオにカメラ(COW CAM)まで入るようになった。
98年の4月頃、Steveが「この番組は、日本でも放送されている」といったら、「日本か、日本人は鯨を食うな」「イルカを殺すな」とわめきだし、さすがのSteveもお手上げ状態になったことは、忘れられない。また99年の初め頃に、ニューヨークまで来てスタジオ生出演したときは、ドーナッツを口いっぱいに入れたり、通行人やタクシーに投げつけたり(スタッフがやれといったと言うが)、いやはや、野獣そのものの印象だった。なんか超保守的で、人種差別的偏見を持っているように感じるのだが、視聴者でもやはり好き嫌いが別れるらしく、ある日「「F & F」ファンからメールが来たんだけど、オマエはテレビ向きの顔じゃないって」と、泣いてやんの。BrianやE.D.が、「たった一人じゃないか、他のファンはあなたのこと好きよ」と慰めていた。また、E.D.に交際を迫っていたが、次に「Hanity & Colmbs」に出演の為、ニューヨークに来た時、若い’プロデューサー’を連れてきたとE.D.が怒っていた。また、スタジオをうろちょろしている男の子がいたと思ったら、「(別れたワイフのとこにいる)息子だ」と言うので、E.D.は、「えっ、MANCOWあなた子供がいるの?」と、自分は3人もいるのにダマされたという顔をしていた。で、気を取り直して、良い父親か聞いてみると、「昨日も寝る前にご本を読んでやった、なんて本だっけ?」「ぺんとはうす」だって。また、別の赤ちゃんを連れた女性がスタジオにいて、自分の子供だと言っていたこともある。2000年10月、シカゴでバーテンダーとの賭けに負けたとかで、全裸で前を隠し内股でシカゴの街を走り抜ける情けない映像が、(モザイク入りながら)FOXNEWSで流れたのを、母親や友達が大勢見ていて、「いったいなにしてんだオマエ」と電話してきたと言う。
02年6月のコネチカットでのE.D.の3度目の結婚式に招待されガールフレンドを連れて出席したらしく、3人の家族とも親しくなったようなことを言っていたが、9月9日、E.D.の「まだ婚約してるの?結婚式はいつ?」に、いつも以上にもぞもぞしていたと思ったら、「あんたたち、結婚式に招待したらシカゴまで来てくれるか?」「もちろん」のSteveの合いの手に、「2月のバレンタインデー、土曜日だ」と言うと、「ああ、それなら行ける」と、Steve(スケジュールをみないと、と見栄はらんでもいいのかい?)。
ま、この人の場合、結婚式が終わってみないとわからないだろう、今後が注目される・・。
03年2月14日、ついに結婚、ハネムーン後に登場したとき、結婚指輪とシカゴのローカル新聞の記事をみせびらかしていたが、カーク船長にジェリー・スプリンガーなども出席したそうだ。次の日の登場時、Steveはやはり「まだ結婚してる?」と聞いていたが・・・。

Judge Andrew Napolitano

シニア法律アナリスト、元判事でジャッジと呼ばれている。最近、Steveのお休みに代理で司会に加わることも多く、いつも、わはは、わははと嬉しそうに笑って長居される。2000年のFOXNEWSのクリスマスパーティーは4度目だと言っておられたので、けっこう長い付き合いだ。あるとき、出番が終わる頃、「ANYTIME!」と愛想よく挨拶すると、「No,ALL THE TIME!」とSteveに言われ、わははと笑っておられた。夕方の「The Big Story」という番組にもレギュラー出演しているので、司会のジョン・ギブソンをGibbyと呼び、Steveにからかわれていた。02年8月に気が付いたこと、Brianがいないときは、スポーツニュースもうれしそうに担当されているのだった。

Dr.Georgia Witken

ウイークエンドの番組「Beyond The News」も担当する、精神分析医。なかなかの美人だが、年齢不肖でとにかくよくしゃべる。いつもは感謝祭やクリスマスに親戚が集まったとき、どういう問題が起き、どう対処するか、また、新年の誓いを続けるためには?とか、男性、女性の心理などをテーマに話しているが、他のゲストの「マペットショー」のゴンゾー(言うまでもなく人形)に、「お母さんのことを話してくれる?」と精神分析をしたこともある。クリントン大統領のスキャンダル時は、「いったい子供たちにどう説明したら?」という、Steveたちにとって切実な問題に、「聞かれたことだけ答えなさい。聞かれないことまで言ってはだめよ」と、なかなか説得力のあることをおっしゃっていた。お嬢さんは弁護士だということだ。著書も多くあるらしい。また、01年9月11日後、「みんなが騒いでいるときはいいけど、その後があぶないのよ」と、被害者の遺族など精神的外傷を負った方々について真剣に話しておられたのは、印象的だった。

Peggy Noonan

FOXNEWS政治評論家、レーガン大統領のスピーチライターを務めたこともあり著書もある、じつに知的で落ち着いたおとなの女性だが、なんとロングアイランドのマサピクワ出身で、Brianと高校で一緒だったという。同じ英語の先生に教わったのに、なんでこう違うんだ?というBrianの言は、教育問題が学校や教師だけの問題ではないことを裏付けていると思う(なんちゃって)。彼女、マサピクワのホールオブフェイムがどうのと言っていたが、ジェリー・サインフェルドにボールドウィン兄弟、ロングアイランドロリータとか、有名人を輩出している土地だが、Brianを加えると変な有名人になる・・・?

Bill Krystol

FOXNEWS政治評論家、Weekly Standard誌の編集者で著書もある。以前はABCNEWSの「THIS WEEK」のレギュラーだったが、出番が少なくなるのを嫌って辞めたという話。共和党よりのコメントだが、けっこうユーモアのあるお方で、火星探査機パスファインダーが送ってきた火星の地表の映像にみんなが興奮しているとき、「何言ってるの、あれはニューメキシコですよ」と、澄ました顔で言ったり、自身の経歴の話で、ニクソン大統領のインターンをしていたけど、「クリントンのインターンとはだいぶ違いますが・・・」と、例のスキャンダルの真っ最中に言ったりしたこともある。じつはこの方、あのダン・クエール副大統領の補佐官だったのだ・・・。03年4月にスタジオ生出演したときも、視聴者からの、「あなたのシティースリッカーズ、大好きです」とウケを狙ったお電話にも、「どうもありがとう、演技的には「Harry met Sally」のほうがよかったけど、でも嬉しいですよ」と、さらりと答えていたが、そういえば数年前にも「THIS WEEK」で、「アカデミー賞の司会をやるんだって?」「そうなんですよ」と、Billy Cristalになりきっていたことがあったっけ。 

Doocy Kids

Steve & Kathy夫妻の3人の子供たち。01年7月現在、上からピーター14歳、メアリー11歳、サリー7歳のはず(お誕生日は必ず番組で紹介するのだ)。
Steve、マイホームパパなので彼らの話題を出すのは常時のことで、番組を見始めて1週間で家族構成がわかったが、1997年12月に最初に登場したときは、10歳、7歳、3歳だった。特筆すべきは、メアリーちゃんとサリーちゃん、ブロンドなのだが(ピーター君もだ)、日本の戦前の子供みたいな「
後ろ刈り上げのおかっぱ」というヘアスタイルだった。その後、98年7月21日のピーター君のお誕生日には、お誕生からの成長をホームビデオを番組内で放映、メアリーちゃんの初めてのホームラン(3本間のランニングに問題があり、3塁打に)、サリーちゃんの保育園入園時にも生まれてからの成長ホームビデオを見せていただいた。当然ビデオだけでなく生出演も珍しくなく、職場に娘を連れてくる日に全員連れてきて、ピーター君にリポートさせたり、メアリーちゃんがガールスカウトのクッキーをスタッフやゲストにまで売りさばいたり、アイドル歌手の出演時に連れて来てスタジオで見学させるだけでなく、なんとティーンエイジャーに人気の歌手にインタビューまでさせるようになった。
尚、ワイフのKathyも、ときどき登場。カンザス在住のSteveの父上も、ニューヨークに来たときには必ず登場されるが、Break Fast Buddyのコーナーに孫(Steveの甥)と一緒の写真が出たとき、Steveは知らなかったらしく真っ赤になっていた。今後のさらなる活躍が期待される(なんちゃって)。

Donahey(Hill) Kids

E.D.の子供たち。01年7月現在で、ロロ11歳、マット8歳、J.D.5歳だと思う。
98年にレギュラーになった直後から、E.D.が旅行に行くのでLouisに預けるのだと、犬のピンキー・リー(ワイマラナー、大型犬)を連れて来て、スタジオをうろうろさせていたが、その後、別の愛犬のキャバリア・キングチャールズ・スパニエルが番組の間中、テーブルの上で死んだように眠っていたり、連れて来たうさぎがいなくなったり、マットを連れて来たりと、だんだんエスカレートし、ついに3歳だったJ.D.が、「起きるとママがいないと泣くので」、と毎日連れて来てスタジオをうろうろ、本番中にぐずって、ニュースを読むE.D.の代わりに、Steveやゲストがあやす場面が何度も見られた。99年春頃、フルタイムのベビーシッターが急に休みをとったからと、3人ともグリーンルーム(控え室)にいたのにはびっくり(ずっと後に、ダンナがベビーシッターに手を出したのが離婚の原因だと話していた)。スタッフはもちろん、ゲストにも子守りをさせているらしい。最近、新しく飼ったキャバリアの子犬を連れてきて、ゲストの上院議員夫人にお守りをしてもらっていたが、Steveに言わせると、グリーンルームは犬の落し物を踏むおそれもあり、食べ物も勝手に食べられてしまう無法地帯になっているという・・・。また、E.D.が01年5月にフィージーに休暇旅行に行った時、「グリーンルームにDonahae Kidsが〜」と笑いをとっていたので、子供たちを置いて行ったらしく、番組で披露したビデオにも子供たちが映っていなかった。また、母親E.D.の再々婚により、ラストネームはどうなったの?4人目、5人目の赤ちゃんは?義兄弟たちとの仲は?と、今後、どうなっていくのか心底から心配である(余計なお世話やなあ)。

Dick Morris

クリントン大統領当時のホワイトハウスのスタッフ。ちょっと私の口からは言えないスキャンダルで辞任したが、同時期にクリントンの首席補佐官だったジョージ・ステファノポロスによると、「あんなに道徳観念のない人は見たことがない」そうだ。が、クリントンが「○○の選挙で勝ったときにディックがいたから」と、ゲンのいいやつと言う感じで側に置きたがったという。そういう人をコメンテイターに雇うのがFOXNEWSなのよね。アルフォンソ・ダマト、ニュート・ギングリッチもFOXNEWSのコメンテイターだったはず・・。

Dr.Henry Kissinger

ニクソン大統領の国務長官で米中国交正常化の立役者、ノーベル平和賞受賞の外交問題と言えばこの方というほどの御大で、プロフェッサーとかドクターと呼ばれている。が、なぜかこの番組がお気に入りで、楽しそうにたびたび出演される。E.D.がグレタ・ヴァンサスティンに会ったとき、「彼はほんとうにあなたたちの番組が好きなようよ」と言われたらしい。F&Fロゴいりのシャワー用のロープ付き石鹸やバスローブも喜んで受け取られたり、Steveが「セントラルパークで犬の散歩中に連れてきました。犬の散歩はHardyが代わりにやってます」というのにも、にこにこして登場され,有名なドイツ訛りの英語でとつとつと解説されるのが常である。

Amb.Joe Wilson

元ニジェール、ガボン大使。外交、イラク問題についてのコメントで、ずっと前からF&Fに登場されていたが、03年9月、ホワイトハウスからのリークでワシントンポスト紙のコラムに夫人がCIA職員と暴露されて渦中の人となった。ニュースで見ると、彼が実際にアフリカに行ってイラクが核開発のためにニジェールからウランを密輸したという証拠が見付からなかったとCIAに報告した、とはっきりさせたNYタイムス紙への寄稿などがホワイトハウスの癇に障って、口封じのために今回の騒動になったらしい(クリントン政権の常套手段だと思ったら、ブッシュ共和党もやるんだなあ・・)。
むっつり機嫌悪そうな表情が常だが、Brianのスポーツにツッコミを入れたり、Steveが彼の後でニュースを伝えるMollyに怒ってなかったか?と聞くと「彼はF&FのBig fanだから、笑いながら帰られたわよ」と言ったこともある、3人とのやり取りを楽んでおられるお方としか思っていなかったので、「知り合いが関わった事件」のように注目してしまった。ニジェールが最初の赴任地であるキャリア外交官だとか、最後にサダム・フセインに会ったアメリカ政府高官だとか、また、
CIA職員の氏名を公表すると犯罪になるという82年に出来た法律があるとか、いろいろなことを勉強させてもらっているのである。
尚、これほど大事件になると、もうこんなお茶ら気なやつらとは付き合ってもらえないかと思いきや、ちゃんとDCから生出演され、「それは答えられません」とかはっきりいいつつ、彼らの質問にも答えておられたのだった。同じ日、「ナイトライン」にも出演されていたが、リークしたホワイトハウス補佐官の名前を教えてくれたジャーナリストとは、やはりFOXNEWS関係者かなあ?興味津々である・・・。

Dr.Barry Sisman

数年前は、よく登場されていたが、最近は登場されないのでさびしい。あるとき、エクスサイズのビデオを出している3人子供を産んでお腹の脂肪なしの常連ゲストと一緒に、グリーンルームでにこにことエクスサイズをされたり、雪の日に出演のためにやってきたところをSteveにつかまり、「Snow Angelやって」にあっさり「No」とさっさと中に入っていったこともある。コリーという名のゴールデン・リトリバーを助手に、犬の歯磨きや夏の散歩時の携帯用水入れなどを実演されていたが、このコリーちゃん、ドクターが話をしておられる間、隣に座っているSteveなどになでなでしてもらうと嬉しそうにし、なでるのをやめるとむっとした顔でもっと、と目で訴えるところがよくアップになっていたのだが、そういうわけで出演の間中ずっと誰かになでなでしてもらっていたのだった。

Erris Henekan

NYポスト紙のコラムニスト。たいていはDr,モニカ・クラウリーと共に登場するので民主党よりの政治評論家だと思う。かなり鼻にかかった声で話す。00年頃、女子プロサッカー選手のゲストのとき、外でボールキックを空振りしこけたことあり。

Barbara Olson

共和党よりのコメンテイターとして何度もワシントンDCから登場した。元検事、弁護士という肩書きに似つかわしくないブロンドの明るい美人で、CNNの「ラリー・キング・ライヴ」のレギュラーゲストでもあった。著書も多いそうだ。
2001年9月11日、彼女の乗ったアメリカン航空77便がハイジャックされ、ペンタゴンに激突した。彼女は機内からご主人(法務次官テッド・オルソン氏)に携帯電話でハイジャックを伝え、「パイロットに伝えなくちゃ、どうすればいいの?」と言ったという(ABCNEWSのチャールズ・ギブソンは、「どうにも出来なかったでしょう」と伝えたが)。しかし彼女が伝えた犯人たちの座席番号のおかげで、犯人特定が可能になったと言う。E.D.は彼女が乗っていたというニュースを聞いて、泣き叫んだと自分で言っていた。
尚、彼女のご主人は、その後番組に出演し、よくしてもらったとお礼を言っておられた。また、彼女はバレエダンサーやCM、映画のプロデユーサーなどで学費を稼いでロウスクールへ進学し、検事になった大変な努力家だという話もされていた。その日はご主人の誕生日なので、朝ご飯を一緒にいただくために、フライト時間を遅らせたのが仇になったそうだ・・・。

HOME