労働安全衛生マネジメントシステム


 労働安全衛生マネジメントシステム推進の背景

 ◎労働安全衛生法が施行されて30余年経過するが、同様の労働災害や業務上の健康被害が後を絶たない。
 ◎休業4日以上の死傷者数割合
                       従業員数30名未満で約60%
                       50名未満まで含めると約75%
                      100名未満まで含めると約85%
                      300名未満まで含めると約95%
                       死傷者数全体    約52万人
                       死亡者数     約1,600人
 ◎上記を踏まえ、旧労働省が平成11年4月30日に告示第53号として「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針」を告示した。
 ◎「労働安全衛生マネジメントシステム」は、国際的にも認められた規格であり、認証機関もある。
 ◎「労働安全衛生マネジメントシステム」は、従来の労働安全衛生体制に取って代わるものではなく、充実・強化して労働災害や業務上の健康被害を大幅に減少させる可能性を持つ仕組みである。


 労働安全衛生マネジメントシステムのメリット(主なもの)

 ◎従業員が積極的に災害防止を推進するようになる。
  ・従来では部外者扱いになりがちな従業員からリスクアセスメントや意見聴取等により、積極的に労働安全衛生マネジメントシステム運用への参加を促すため、企業全体として労働災害等防止を推進するようになる。
 ◎災害発生数が激減する。
  ・災害発生因子を予測、除去することが中核となるため、除去する危険因子が多ければ多いほど労働災害発生件数は減少します。
 ◎安全衛生活動の推進度が確認できる。
  ・安全衛生計画の実施結果を検証し、システム全体の流れを定期的に評価するため、実施内容の良否や安全管理体制全体の流れも正しく把握できる。
 ◎事業の対外的評価が高まる。
  ・労働安全衛生に積極的に取り組み、事実として労働災害ほとんど無いことについての評価は多大なものがあり、同業他社より一歩も二歩もリードした評価が得られるのではないでしょうか。


 労働安全衛生マネジメントシステム運用での企業努力

 ◎専門の担当者を育成する必要がある。
 ◎災害因子を除去するための対策のための経費の支出が必要となる。


 労働安全衛生マネジメントシステムの流れ

  @経営トップの安全衛生方針表明   A安全衛生計画の作成及び実施   Bシステム監査による評価改善
            ↓          →           ↓         →           ↓
      安全衛生目標の設定           実施結果の評価改善          システムの見直し
                                                           ↓
                                                     「@」へフィードバック


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